ずっと来ていた野良猫のハチ。
おっとりしたネコで、人間の姿を見ても逃げず、かといって、触らせることもさせず、でも逃げてしまうこともなく、1メートルぐらいの距離でこちらを見ています。
おそらく元は飼い猫だったのではないかと思っていました。
そのハチくん、1月21日(火)の朝に姿を見てから、1ヶ月たちますが、来なくなってしまいました。
野良だし、おそらく彼の身に何かが起こったのでしょう。
塒(ねぐら)がどこなのか分からず、探すすべもないまま、時間だけが過ぎていきました。
一方、去年(2024年)2月16日(金)に突然現れた茶トラの子。
彼も連日、やって来ていたのですが、2月3日(月)に姿を見たきり。
完全な野良猫のこの子は、夏を過ぎ、大人ネコになっても、ニンゲンを見たら、安全な場所まで脱兎のごとく逃げて、動向を伺っています。
2月5日(水)に茶色い猫2匹が恋をしているのか、独特の声で鳴きながら、さーっと走って行く姿を見たのですが、その一方がこの子だったかも。
2月20日(木)の夜、サクラ耳の黒っぽいネコが勝手口に現れます。
ニンゲンを見てもそれほど逃げず。
そんな中、さらに新しい野良猫がやってくるようになりました。
ハチと同じハチ割れネコ。
ハチより小さく、背中の中央に白い部分があります。
勝手口の網戸の前に私が行くと、ささっと逃げます。
正真正銘の野良ちゃんみたいです。
初めて来たのは、2月10日(月)。
それ以来、毎日、夜になったら勝手口にやって来ます。
すぐ逃げるのですが、昨夜は奇跡的に写真が撮れたのです。
勝手口の網戸の右下の部分に、丸い黒いものが移っています。
丸黒の右端の方には、白い丸模様。
気づかれました!
こちらを見て、「やばっ!」と思ったようで、逃げて行ってしまいました。
右耳がはっきりとは写っていませんが、どうやらサクラ耳ではない模様。
先日の黒いサクラ耳ちゃんとは別ネコのようです。
秋の子なのかな?
次々と違う野良ネコが現れますが、去年まで来ていた野良は姿を見かけません。
ネギ畑の中でスズメを狙っていた黒っぽいキジ猫、
夜になると勝手口前にやって来て、我が家のみーちゃんと互いに鳴き合って(←けんかではなくて友好的に)交歓していた黒猫(きっとメス猫)、
そしてハチ。
みんな来なくなってしまいました。
野良の世界は厳しいですね・・・。
ずっと前(20年程前)は、お隣の飼い猫が我が家の敷地に出没することが多々ありました。
元野良で保護されて飼っていらっしゃった半ノラ・半飼い猫の茶とら。
正式名は聞いてなかったので、勝手に名前を付けて「茶トラン」と呼んでいました。
茶トランは、お隣との境にあるコンクリート塀の上でのんびりしていることが多く、その時は触らせてもくれました。
時々、我が家の玄関前のタイルの上に、ゲロしてあったりしました。(良いもの食べてました・・・w)
その猫・茶トランが普通に我が家をテリトリーとしてパトロールして歩いていた頃は、ノラは少なかったのです。
これは、18年ほど前の画像ですが、我が家を闊歩する茶トランと、それを見ている子犬時代の愛犬(ラブラドールレトリバー)の画像です。
その茶トランも姿を見せなくなり、
我が家のラブラドールも虹の橋を渡り、
我が家に現れる猫たちも、すっかり変わってしまいました。
掃き出し窓や、勝手口の網戸の向こう側に広がっている、
日々刻々、変化し続けているノラ猫の世界。
ニンゲンである私は、ほんの少しだけ垣間見ることができるのです。
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