「色が三毛の一族」というポストカード
(元ネタが殺人事件の小説なので、不謹慎かもしれませんが、)
パロディが秀逸。
言葉選びと、言葉の配置が絶妙。
「ねこ」という語句を使わず「三毛」という言葉だけでネコを連想させる仕掛け。
ワタシだったら「ネコが三毛の一族」になっちゃって平凡。
絵柄は少々ぶっそうだけれど、楽しすぎます。
出場俳優陣がみんな「猫」なのもツボ。
ちなみに、ワタシは、
1~2年に1度は読み返しています。
小説「犬神家の一族」
角川文庫は、表紙が怖いですw
横溝正史氏のこの作品は、角川が「横溝正史ブーム」を仕掛けて、「八つ墓村」と並び大ヒットしました。
Wikipediaはこちら→犬神家の一族 - Wikipedia
信州の諏訪湖(←実在しない)が舞台。
一代で巨大な富を築き上げた人物の死去。
それをきっかけに、美しい湖畔で次々と起こる殺人事件。
多彩な登場人物と秘められた過去。
美しいヒロインと謎の人物。
そして恋。
何度も映画化(TVドラマ化)されている有名作品ですが、
原作ファンとしては、どの映像作品も、
絶世の美女の「珠世(たまよ)」さんと、
事件の中心でキーになる「佐清(すけきよ)」さんの人選に納得できなくて、
う~んと思ってしまうのでした。