失禁を伴うような激しいてんかん発作が起きたとき、座薬を使っています。
使っている座薬は「ダイアップ 4㎜グラム」。
値段は、1個 ¥100ー。
動物病院で出しもらって冷蔵庫で保管しています。
てんかん発作が起きる前
何日も前から、普段の様子と違う行動をしています。
・寒いところ(夏なら、暑いところ)にいる。
・いつもいない場所にずっといる。
・ふくら雀のように丸まっている。
・若干、毛が逆立っている。
・声をかけても、名前を呼んでも反応が無いか少ない。
後から思い返すと、悪化するサインがありました。
しかし、変化が徐々に起こっているので、なかなか予知できませんでした。
最近は少し予測できるようにはなってきたかもしれません。
てんかん発作の状態
起き始め
・寝ている時に急に起こることが多い。
・甲高く短い「ニャーン」の声。2回ほど。
・突然起きあがり、異様な速度で数メートル移動(高所にいれば落下)。
・カクカクとした動きになる。
軽いとき
・よだれを垂らす。
・硬直したように固まって動かない。
・同じ場所でぐるぐる回転して歩く。(自分の尻尾を追いかけるように)
重いとき
・全身がけいれんする。
・失禁する。
座薬を使う
発作が2~3分以上続くようなら座薬を使うようにと、動物病院のドクターから指示が出ています。
座薬は、冷蔵庫内の決まった場所で保管しています。
家族全員が対処できるように情報を共有しています。
使い方
失禁するような発作(けいれん)が起こると、すぐに座薬を使います。
(1)冷蔵庫から座薬を出し、はさみで半分に切る。
(2)手で少し暖める。
(半量を使い、残りの薬は冷蔵庫で保管。)
(3)使い捨て手袋をはめる。
(4)半分に切った座薬を、素早くお尻に入れる。
(5)お尻に入れた後そのまま1~2分押さえて、薬が溶け始めるのを待つ。
(6)薬が溶けて出てこなくなったら、猫を解放する。
座薬を入れた後
・座薬を入れている最中に発作がおさまることが多い。
・症状が治まるまで15分ほど。
・症状が治まった後は、ぼんやりしていることが多い。
・下半身のふらつきが見られる。
(簡単に飛び上がっていた場所へも上がれなくなる。)
・異様な食欲が出ることもある。
(フードを食べても食べても、お皿の前で静かにおねだりし続ける。)
・人間への異様な付きまといをすることがある。
(付きまとわれるのはうれしいけれど、
見つめ方がねっとり執着系なので不安になる。)
座薬の効用
座薬を使うと、軽めの発作が出なくなる。
2024年の夏から秋にかけての発作時は、座薬を使って2週間ほどは発作が起きなかった。
その後、増やした薬(朝夕に服用)の効果が出てきたのか、座薬を使わない状況が続いている。
重症化しないようにするために
朝・夕 1日2回の薬の服用で押さえつつ、
発作時に座薬をうまく使用することで、重症化しないように対応していいます。